カニってカロリー高いの!?カニのカロリーと栄養価とは

カニってカロリー高いの!?カニのカロリーと栄養価とは
秋冬の代表的な味覚として、カニを連想する方もいらっしゃるのではないでしょうか。最近では、カニ食べ放題のメニューを展開している飲食店も多くあります。秋はカニをたくさん食べたくなる季節ではありますが、気になるのはそのカロリーや栄養素についてです。カニには、どの程度のカロリー・栄養素が含まれているのでしょうか。今回は、カニのカロリーや栄養素について紹介します。

カニのカロリーはどれぐらい?

カニのカロリーは、100gあたり約60kcalです。種類によってカロリーは異なりますが、中でもカロリーが高いのは毛ガニです。ただし、そこまで他の種類のカニとカロリーが変わるわけではなく、毛ガニのカロリーは100gあたり75kcal前後といわれています。
スーパーなど店頭で購入するカニは茹でたもので可食部が150g前後となりますが、このサイズのカニを一匹食べると約100kcal摂取することになります。このように考えると、比較的カニはカロリーが低い食べ物であり、大きなサイズのものや毛ガニを一匹食べたとしても、200kcal前後で抑えることができるでしょう。
ただし、通販で販売されている茹でられたカニや、スーパーのお寿司のネタとして販売されているカニは、若干カロリーが高い傾向にあります。

カニに含まれている栄養価

カニにはさまざまな栄養素が含まれていますが、多く含まれているのはタンパク質、ナトリウム、カリウムの3つです。特にタンパク質に関しては種類問わず多く含まれており、100gあたり約14g含まれています。
ナトリウムやカリウムに関しては、種類によって若干含有量に差が見られます。毛ガニには比較的ナトリウムが少なく、タラバガニにはカリウムの含有量が少なくなっています。
また、ビタミンB群が豊富に含まれていることも、カニの魅力のひとつです。特にズワイガニはビタミンB2の含有量が多いカニであり、ビタミンB2を摂取すれば口内炎やニキビなどを予防することができます。さらに、タウリンもカニに多く含まれている栄養素のひとつです。タウリンは血中コレステロールの抑制や、肝機能の改善などに役立ちます。
他にも少量ではありますが、ビタミンAやビタミンDなど、健康的な身体を作る上で必要な栄養素がカニには含まれています。

カニはダイエットに効果的?

カニは糖質が比較的少ない食べ物であるため、血糖値の上昇を抑えることができます。ビタミンB2も脂肪をつけにくくする効果があり、ダイエットには役立つ栄養素です。さらに、前述の通り低カロリー、高タンパクな食材であるため、カニはダイエットに向いている食材のひとつとして認識されています。
また、種類によってはコレステロールの含有量に違いが見られます。中でもコレステロールが一番少ないのはタラバガニです。栄養素の面でもカニの種類によって違いが見られるため、ダイエットのためにカニを食べるのであれば種類ごとの違いをしっかりと把握しておきましょう。
他の魚介類と比べても、カニはダイエットに比較的適した食材といます。例えば秋の味覚であるサンマは、100gあたり約300kcalです。クロマグロの赤身も100gあたり約150kcalであることから、カニは魚介類の中でもカロリーが低いことがわかります。それでいてさまざまな栄養素を含んでいるため、カニは「低糖質ダイエット」によく使用されている食材となっています。

おわりに

ここまで、カニのカロリーなどについて紹介してきました。カニにはこのようにさまざまな栄養素が含まれており、カロリーも比較的低いことから、ダイエットを考えている方にとってはメリットの多い食べ物です。ただし、食べ過ぎてしまうと成分過剰摂取などにつながってしまう恐れもあるため、食べ過ぎには注意しましょう。

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