ノコギリガザミ(ドウマンガニ/エガニ)の基礎知識と旬や食べ方

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日本でもよく食べられているワタリガニには、いくつかの種類が存在しています。「ノコギリガザミ」もその中のひとつであり、漁獲量は少ないものの、通販などを利用すれば一般の方でも手に入れることができます。
今回は、ノコギリガザミの基本的な知識や、美味しい食べ方などを紹介します。

ノコギリガザミってどんなカニ?

ノコギリガザミは、別名「エガニ」や「ドウマンガニ」とも呼ばれています。他にも「マングローブガニ」など、地方名が多いことが特徴のひとつとして挙げられます。
日本では漁獲量が少ないものの、インド洋などでは多く漁獲されています。沿岸付近に生息するカニであるため、海外では一般の方が獲ることも多く、貴重な食料として認識している地域も多くあります。
比較的温かい地域に生息しており、国内では静岡県の浜名湖よりも南に生息しています。希少価値が高いため、国内で販売されている国内産のノコギリガザミは、カニの中でも特に価格が高い傾向が見られます。
色は全体的に黒っぽく、タラバガニや毛ガニのように赤みを帯びていません。手のはさみ、そして胴体がカニの中でも大きなサイズであり、大きいものは全長30cm以上にもなります。

ノコギリガザミの旬

国内産のノコギリガザミに関しては、6月〜9月の間が旬にあたるといわれています。日本のカニの多くは冬に旬を迎えますが、ノコギリガザミはカニの中でも珍しく夏場に旬が訪れるため、購入する際には注意しておきましょう。
ただし、高知県や九州地方など冬も比較的温暖な地域であれば、冬でも十分に成長したノコギリガザミが獲れることがあります。温かい地域ほど旬の時期が長い傾向があるため、どの漁場で獲れたカニなのかに着目することも大切です。

ノコギリガザミの味の特徴

ノコギリガザミの身は濃厚であるといわれており、食感は大型の白身魚に似ているとされています。旨み、甘みともに強い割には、後味が軽いことが味の特徴です。
ノコギリガザミの中でも特に美味しい部位は「カニ味噌」、「内子」、「外子」の3つです。これらの部位は身よりもさらに香りや味が芳醇であり、海外でも好んで食べられています。カニの中には外子はあまり美味しくない種類が多くありますが、このノコギリガザミは外子も美味しく食べられることが魅力のひとつです。
ただし、脚があまり長くないタイプのカニであるため、食べられる部分としてはあまり多くありません。はさみ部分と甲羅内以外はあまり身が詰まっておらず、食べられる部分が少ない割に価格が高いというデメリットもあります。

ノコギリガザミの美味しい料理法

国内では、茹でガニにする食べ方が一般的です。ただし、ノコギリガザミはカニの中でも特にはさみの力が強いため、生きたまま鍋に入れる際には注意が必要です。はさみ部分をしっかりとヒモなどで縛り、動かないように固定してから鍋に投入することがポイントです。
また、ノコギリガザミは味噌汁に入れて食べることも多くあります。全ての部位が芳醇な味であるため、ダシを取るのに向いているといわれています。
中国、台湾、香港などでは、豆腐などと一緒に中華風炒めにされることも多いです。生姜やネギなどの薬味とも相性が良いことから、さまざまな料理法が考案されています。
他にもマカオやインドなど東南アジアの国々では、カレーに入れられることもあります。国によって代表的な料理法が異なることも、このノコギリガザミの特徴のひとつです。

おわりに

ここまで、ノコギリガザミの基本的な知識や、美味しい料理法などについて紹介してきました。合う料理のバリエーションが幅広いため、素材としての使い勝手も良いカニです。ただし、日持ちする食べ物ではないため、購入する前にどんな料理に使うべきなのか考えておきましょう。

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